〜音程について04〜
それでは、今日も音程の事を詳しくみていきましょう。
それでは、今日も音程の事を詳しくみていきましょう。
ここから先は特別に明記がない場合は
全てC音(ド)を基準とします。
~D音(レ)~
これは最初の頃にやったように2度の音程となります。
さらに詳しく書くとC音とは1音の距離、または2フレット分の違いがあります。
このように2度の音程の中で1音の距離の音の事を
『長2度』
といいます。
なぜ長なのかは決まり事なのでとにかく覚えて下さい。
長以外にも2度ってあるの?と思う方もいるかと思います。
そうですね、では
基準の音をE音(ミ)にしてみましょう。
E音(ミ)から2度の音程はF音(ファ)ですね。
E音(ミ)とF音(ファ)は半音の距離だったので
この2音の音程は2度で距離は半音。となります。
この場合呼び方が
『短2度』
と変わります。
どうでしょうか?
まとめ
2度の音程の音で一音の距離のものを長『2度』
半音の距離のものを『短2度』という。
~E音(ミ)~
これは同じく3度の音程となります。
そしてC音(ド)からの距離は2音(または4フレット)です。
このように3度の音程の中で2音の距離の音の事を
『長3度』
といいます。
これまた決まりなので覚えましょう。
ここで同じく
基準の音をE音(ミ)にしてみましょう。
E音(ミ)から3度の音程はG音(ソ)ですね。
E音(ミ)とF音(ファ)は半音の距離だったので
この2音の音程は3度で距離は1音半。となります。
この場合呼び方が
『短3度』
となります。
~F音(ファ)~
さて、ここまできたらだいぶ慣れてきましたね。
F音は基準の音の4度ですね。
そろそろ距離を計るのが面倒なので図を参考にしてください。
計りやすいですね。
そして、2音半(5フレット分)の距離になります。
ここで
まぁこの流れからすると『長4度』だろ、とか
いやいや待て待て、今までの説明からすると半音が入っているから『短4度』だろ
とか予想すると思います。
が
どちらも違うのです。
4度の音程には長、短というものはつきません。
なぜか説明しますと長くなってしまいますのでここでは無視して下さい。
それでは、なんていうのか?
4度、そして、1度、5度、8度(←次のネタばらしてしまいましたが)の時だけは
『完全』
という言葉を使用します。
という事でまとめると。
4度音程で2音半の距離にある場合
『完全4度』
といいます。
~G音(ソ)~
続いてはG音(ソ)
G(ソ)音は基準の音の5度ですね。
そして、3音半(7フレット分)の距離になります。
先ほども少しばらしてしまいましたが
4度と5度の場合、長、短という言葉は使用しないため
5度音程で3音半の距離にある場合
『完全5度』
といいます。
~A音(ラ)~
さて、終盤です。
続いてはA音(ラ)です。
A(ラ)音は基準の音の6度ですね。
そして4音半の距離になります。
この場合は2度や3度と一緒のパターン。
6度の音程で4音半の距離にある場合
『長6度』
と呼びます。
これも2度や3度と同じで
4音の距離にある場合(例えば、基準B音でG音の場合)
『短6度』という言い方になります。
~B音(シ)~
でつづいてB音(シ)
もう慣れっこですね。
B音は7度の音程にあり、距離は5音半です。
という事で
基準音から7度の音程にあり5音半の距離にあるものを
『長7度』
と呼びます。
~C音(ド)~
こいつはもうそのまま。
基準音と一緒なので
1度の距離、また、オクターブ離れているなら8度の距離
となります。
この時はどんな時も距離は変わらないので
『完全1度』『完全8度』またはオクターブ
と呼びます。
とりあえずは
基本的な度数の数え方となります。
補足
ギターでは長の事をMajor(略して大文字でM)短の事をMinor(略して小文字でm)
完全の事を(Perfect(略して大文字でP)と表現する事が多いです。
例
長3度→M3
短6度→m6
それでは、また次回。
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